第12回精神障害者自立支援活動賞(リリー賞)」受賞者決定!


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第12回精神障害者自立支援活動賞(リリー賞)」受賞者決定!
「当事者部門」、「支援者部門」の2部門で2名2団体が受賞

今年度募集された第12回精神障害者自立支援活動賞(通称リリー賞)は、全国から59件の応募があり、その中から、選考委員会により、特に優れた活動を行っている当事者部門2名、支援者部門2団体が決定されました。
受賞者の皆さま、おめでとうございます。受賞者の皆さまには、2016年3月11日(金)開催の表彰式にて、盾と副賞を授与いたしました。
プレゼンターには昨年、自身のひきこもり経験をまとめた著書を出版した漫才コンビ・髭男爵の山田ルイ53世さんをお迎えします。
また、同時開催するセミナーでは、国立精神・神経医療研究センターの「精神科医療の『見える化』研究」を取り上げました。

「第12回精神障害者自立支援活動賞(リリー賞)」 受賞者

<当事者部門> 副賞100万円
大江祥博さん広島県)
統合失調症の体験を語り、精神障害者の就労支援や自費出版を通じてピアサポートの普及に貢献
笠原健(詩人artistけんぼー)さん(兵庫県)
統合失調症等を乗り越え、作業療法士の経験を活かしピアサポーターとして働きながら、アートで社会とつながる路上詩人

<支援者部門> 副賞50万円
NPO法人ぷるすあるは埼玉県)
精神疾患を抱えた親とその子どもを絵本や情報サイトの製作で応援
認定NPO法人 大阪精神医療人権センター(大阪府)
患者の声に耳を傾ける、電話相談・面会・病院訪問などを30年にわたり実施

2016年3月11日(金)13時 表彰式&セミナー 終了しました
自身のひきこもり経験を綴った著書を出版した山田ルイ53世(髭男爵)さんがプレゼンターとして登場します。毎年恒例の「こころの元気+」セミナーも同時に開催しました。
今回のテーマは「精神科医療の『見える化』研究」です。
全国の病院から、個人情報を除いた診療データの一部を毎月収集してコンピュータ-で分析し、結果を各病院に毎月返すことで、各病院の良い事例を共有(見える化)し、よりよい医療を実現するシステムをつくるという「見える化」の研究について、プロジェクトの代表を務める国立精神・神経医療研究センター精神保健計画研究部部長 山之内 芳雄先生から、詳細や期待されることについてお伺いしました。

表彰式&セミナーの詳細はこちらをご覧ください。